金欠人間にハローワーク(ハロワ)はコスパが悪い
関東は台風が過ぎ去り静かな夜が戻りましたが、浸水などの被害が続いている状況です。
窓に養生テープを貼ったり備蓄用の飲料を買いに行ったり用心をしていましたが、壊滅的な状況は免れたので安堵しております。
災害時だけてんやわんやになるのではなく、常日頃からの用心が大切だなと痛感した日でした。
今夏に前職を辞めてから自宅警備員となった私は、台風が過ぎるのを待ちながら転職サイトを見る…訳ではなくソシャゲやSNSを巡回していました。低気圧で細々とした条件を見る集中力が無かったと言い訳させてください。
収入ゼロの日々が親への生活費を滞らせ、穀潰しの烙印を押された私は肩身が狭い…是が非でも職を見つけなければなりません。これは生活水準を上げるための最重要項目です。
失われた賃金を求めて〜ハロワってめんどくさいな〜
就職・転職サイトで見つけた職場からプリズンブレイクしたので、次はハロワでの職探しを試みました。
確かに相談員がいるから客観的な視点でアドバイスもらえるし、求人も多いと最初は喜んだものの、貯金額が減るごとにあることに気づきました。
ハロワって地味に金かかるやん???????心の中の島田紳助がそう私に問いかけました。心に島田紳助飼うって、素敵やん???
- 自宅からハロワまでの交通費
- 応募書類の郵送代
- 文房具代
- スタバ代(ハロワ行った日はほぼ必ず寄る)
完全に最後の項目は無駄遣いです。それはさておき、各項目について触れていきましょう。
ハロワは紹介状をもらってから応募しなければならない
ハロワで受け付けた求人はインターネットからでも閲覧だけできます。そう、閲覧だけ。応募はできないのです。
就活・転職サイトでは個人の自由で好きな企業に応募することが可能ですが、ハロワは相談員に応募したい求人を見せ、紹介状を発行してもらわなければなりません。
その紹介状と履歴書(前職がある方は職務経歴書)などを郵送して初めて応募が完了します。つまり、必ずハロワへ赴く必要があります。
自宅からハロワに行くには必ず交通機関を使わなければならないので、ジリ貧の私はあらかじめネットで応募したい求人をまとめておき、一気に紹介状を発行してもらっています。
また、ハロワの弱点としては相談員が就職のプロではないことが挙げられます。
質問しても有意な回答を得られなかったり、親身になってくれない方も場合によっては居ます。そもそも担当相談員が固定されないので、行くたびに初めましての挨拶です(通いつめれば親しくなれますが…)。
面接同様、初対面の相手と話す行為は精神が疲弊しやすいんですよね。気疲れです。
古き忌まわしき紙文化
発行された紹介状は紙です。それを応募先に送るとなれば郵送以外ありません。時折メールでデータ化して送付しろと言う企業もありますが、圧倒的に郵送が多いです。
もうこれがマジで面倒だしお金がかかって仕方ありません。給与が欲しくてたまらん人間が、なぜに金を払ってまでせなあかんのか。私は問いたい。
私は字を書くのが本当に下手なので住所を書く作業が苦痛極まりない。シールに送り先印刷してペッと貼り付けてやりたいくらいです。
新卒採用時もやたら手書き指定の企業が多かったような気がします。活字は心がこもってないとでも言いたいんだろうか。
履歴書・職務経歴書は両面印刷してもええやんけ
当然郵送に必要な諸々の文房具も自費で揃えなければなりません。お金に余裕があればこんなことで目尻を釣り上げることも無いのに、カツカツな状況ではそれすら惜しんでしまいます。
コピー代もケチっているので、1枚ずつカラー指定して全て高額なカラー印刷にならないよう調節しています。片面印刷って枚数かさんでコピー代も郵送代も増えるから最悪です。
さらに防水予防として全ての応募先にクリアファイルで書類を挟んで送っているため、そのお金も財布に直撃します。
就活サイトで「クリアファイルに入れておこう!」みたいな文言を見かけてから実践しているんですけど、ネットでは人事への好印象のために訳の分からないクソマナー情報が量産されているように見えます。
大手のサイトでもそのようなケースがあり、ユーザーは常に疑心暗鬼で情報を取捨選択しなければならない世の中になってきました。何もかも鵜呑みにして自分の首を絞めるのだけは避けたいところですね。
貯金が死ぬか、次の職場が決まるかのデスマッチはいつ終わるのやら。頼む、早く私を雇ってくれ。